|
フォース・インディアVJM02は、フォース・インディアが2009年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カーでジェームス・キー(テクニカルディレクター)とマーク・スミス(デザインディレクター)が設計した。2009年の開幕戦から実戦投入された。 == VJM02 == マシンカラーリングがフォース・インディア VJM01の白/オレンジ/金とは異なり、インド国旗をモチーフにした白/緑/オレンジとなった。 フロントノーズは、フェラーリの2000年のF1マシンであるF1-2000に似た形状である。具体的にはコクピット前端部分から高く持ち上げられた。そのため、フロントサスペンションが、正面から見ると強い「ハ」の字を描いたような形となっている。また、フロントウイングは3枚式。可動部分は大きなフィンで区切られている。 ミラーステーがフィン状に整形されている。2009年からのレギュレーションで、フロント周りの空力パーツが大幅に制限されたための措置だと思われる。 サイドポンツーン前端には規定寸法いっぱいいっぱいでフィンが装着されている。後方は、一部がルノーの2009年マシンであるR29のように絞り込まれていない。 エンジン、KERS、ギアボックス、ハイドロリックはメルセデス・ベンツから供給を受ける。この契約が決まったのが遅かったため、VJM02の発表が遅くなってしまった。 シェイクダウンは新車発表に先駆けて2月25日にシルバーストーンで非公開で行われた。 いわゆる「直線番長」的なマシン特性を持っており、高速サーキットでは極限までダウンフォースを削る作戦で上位チームとも互角に戦った(ベルギーGPやイタリアGP)。末期のジョーダン、ミッドランド、スパイカーと続いてきた弱小チームの流れからの飛躍的な進歩を見せたマシンであった。 ファイル:Istanbul park force india VJM02 in garage.JPG|第7戦トルコGPピットでのVJM02 ファイル:Giancarlo Fisichella 2009 Germany.jpg|第9戦ドイツGPでのVJM02 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フォース・インディア VJM02」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|